天高く馬肥ゆる秋となりました。

 私たちに多大な勇気と感動を与えてくれたリオ・オリンピックも終わり、パラリンピックが始まりました。私事ですが、最近、遅まきながら、万歩計を買いました。

 

 「新・平成の伊能忠敬」という万歩計です。こんなものでもないと、モチベーションが上がらない?のか、根がナマケモノなのか、歩くことが少しでも楽しめるようにと思ったのです。

 

 実際、自分の歩数をみたときに、よっぽど患者さんよりも歩いていないことが、判明しました。外にでなければ、ほぼ2000から3000と圧倒的に少ない。伊能忠敬先生から、「ドリョクセヨ」との言葉しかいただけません。ちょっと外を歩けば、まったく違います。体の調子だって変わります。 

 

 そして、ウオーキングについての本もいくつか購入してみました。結構知らないことがいろいろとかいてありました。

 

 朝早くウオーキングしない方が良いとか、歩数ではなく、歩く速さや、インターバル的に歩くことの効能や、そういえば街をあるけば、速足で歩いている人がいたことを思い出します。

 

 足は第2の心臓といわれますが、私たちの眼の血管の細さを考えると、やはり歩くことで、循環を良くすることが必須ですね。歩けるうちは、どんどん歩きましょうね。歩けなくなっても、動かせるところを動かせば、とくに横隔膜や、口や、舌などはその意味では、非常に大切ですよね。

 

 最近は、腹式呼吸や、アイウベ体操、眼の開閉運動などを、患者さんに盛んに薦める様になりました。眼のような血管の細い臓器は循環をしっかり、良くすべきであります。みなやはり運動しなさすぎのように思います。そう思っていると、時々、しっかり運動しておられる患者さんもおられ、逆刺激を受け、敬服することもあります。

 

 みなさん、歩ける方は街に出ましょう。そして歩けない方は、動かせるところを動かしましょう。体をうごかせば必ず軽くなります。